シリコンウェハ製造やデバイス化処理後の洗浄工程では、洗浄液の温度管理が、ウェハの品質劣化やクリーンルームの汚染回避のためにも重要になります。
センサは通常、金属保護管型やシース型抵抗体が広く使用されていますが、金属を使用した場合、洗浄液が汚染されるといった心配があります。 この問題の解決ため、弊社では外管にフッ素樹脂(FEP)、内管に石英を使用した、二重管構造を持つ抵抗体温度センサを商品化しました。
半導体洗浄液・薬品温度の測定用に使用出来ます。その他、金属の溶出もしくは腐食する環境下での使用をお勧めします。
保護管部を曲げる必要がある場合には内管がFEPタイプの製作も出来ます。その他、FEP以外の各種テフロンでの保護管製作も可能です
センサ :セラミック白金測温抵抗体
抵抗値 :100Ω(at 0℃)
階級 :JIS B級 1mA(標準)
導線形式 :3導線式
温度範囲 :-100℃ ~ +200℃
保護管部材質:FEP(4.6フッ化樹脂)
保護管部外径:φ5mm(標準)
保護管部長さ:500mm(標準)