鉄の高品質化と用途の多様化が進むなか、製銑・製鋼プロセスにおける溶融金属の温度・成分の正確な計測は、ますますその重要性を増しています。川惣電機工業は、高炉や転炉をはじめ二次精錬、電気炉、連続鋳造まで、「溶融金属浸漬プローブ」のトップメーカーとして製銑・製鋼プロセスの幅広い温度・成分計測ニーズにお応えします。
鉄、非鉄金属からガラス、半導体、食品分野にいたるまで、あらゆる製造現場・設備において温度管理は重要な役割を担っています。
川惣電機工業では、接触式の熱電対、測温抵抗体を提供し、正確で安定した温度測定を可能にするとともに、販売からアフターフォローにいたるまでサポートし、トータルソリューションを基本にサービスしています。
熱処理炉や焼却炉内温度測定用温度センサーとして、 高温下においても極めて優れた機械強度と「耐酸化性」、「耐浸炭性」、「高温耐食性」を持つ保護管を独自に開発しました。
Read Moreウエハモニタ用熱電対は、ウエハTCまたは、TCウエハと呼ばれているものと用途は同じですが、弊社では独自の構造で、ウエハに熱電対を埋め込み、固定してウエハ温度を測定する方法を開発しました。半導体装置やプロセスの設計、評価など幅広く使用できます。
Read More高炉の状況を把握するために、炉内の温度分布、ガス成分、圧力の計測が簡単にかつ精度よく行えます。
「高炉ゾンデプローブ」は、従来にない多くの特徴を備え、高炉の安定操業やエネルギーの低減等に寄与できるものとしてお勧めできます。
高温下での還元・腐食雰囲気に耐久性がある金属保護管タイプと非金属保護管に特殊コーティング処理をした2種類の熱電対を開発いたしました。国内外製鉄所の加熱炉で多くの実績があります。
Read More高温下で還元・腐食雰囲気に耐久性がある金属保護管タイプとセラミックメーカと協力して開発した高温下(1600℃)で機械的強度に優れ腐食雰囲気に耐久性のある非金属保護管タイプの2種類があり、国内コークス炉で多くの実績があります。
拡散やアニールの熱処理では炉内温度分布を正確に測定した制御を行わないと均質な処理ができません。 また、熱電対は炉内に設置されますので、高品質な材料構成とクリーン洗浄・梱包されていることが基本です。弊社のプロフィール熱電対はこれらのことを遵守して安心してご使用いただけます。
Read Moreガラスモニタ用熱電対はガラス基板TCまたは、TC付ガラスと呼ばれているものと用途は同じですが、弊社では独自の構造で、ガラスに熱電対を埋め込み、固定してガラス温度を測定する方法を開発しました。FPD装置やプロセスの設計、評価など幅広く使用できます。
Read MoreチップスタイルTC、タイルスタイルTCは、独自の方法で熱電対をセットしております。この方法は、既にTCウエハや液晶ガラス基板で実績があります。貼り付け用熱電対素子として単独での販売もしております。また、ガラス基板のご支給で所定位置への貼り付け施工も承っております。
Read Moreセンサは通常、金属保護管型やシース型抵抗体が広く使用されていますが、金属を使用した場合、洗浄液が汚染されるといった心配があります。 この問題の解決ため、弊社では外管にフッ素樹脂(FEP)、内管に石英を使用した、二重管構造を持つ抵抗体温度センサを商品化しました。
Read Moreエピタキシャル炉などの高温かつ還元雰囲気中の炉内温度分布測定には、通常石英を保護管とした熱電対が広く使われています。弊社は、従来考えられなかったモリブデン保護管に貴金属熱電対を一重管構造で収納する製法を独自の技術で可能にしました。
Read More熱電対は中高温領域を中心に最も多く用いられている温度センサーです。
1.構造が単純で信頼性が高い。
2.センサ単体で出力を出す為、動力が不要。
3.タイプによっては0-1600℃と1つのセンサで カバーできる温度範囲が広い。
4.雰囲気の影響を受けやすいため、通常は 絶縁碍子・保護管と組み合わせ使用する。
金属シースと熱電対素線の間に粉末状の無機絶縁物(MgO)を充填封入し、一体となった構造に加工された熱電対です。
1.応答速度が早い。
2.機械的強度が大きく、耐圧性がある。
3.極細外径の製作が可能。
4.長尺物の製作が可能。
被覆熱電対は、熱電対素線をビニル、ガラス、フッ素樹脂などにより、絶縁被覆加工を施した熱電対です。
1.構造が単純で比較的低コスト。
2.軽量・省スペース・柔軟性がある。
3.中低温域の簡易的な測定に利用できる
測温抵抗体は、金属の電気抵抗が温度に比例して増加する性質を利用した温度センサです。
当社では、JIS規格に合致した仕様のシース測温抵抗体を制作しております。
測定条件に応じてシース外径、階級等を選択してください。
熱電対の延長には種類に応じ、専用の補償導線を使用する必要があります。
ご使用条件によって、要求される性能が異なりますので、適切な素線タイプや外装被覆のものを選択することが重要となります。
弊社では、永年の実績に基づき、お客様のご要望に応じた最適な補償導線をご提案します。
保護管は、熱電対や測温抵抗体の素子を物理的、化学的衝撃から保護する目的で使用されます。
使用場所の条件により、保護管として具備すべき条件を考慮し、選定することが大切です。
当社では下表の金属保護管より、最適なものを選定し、ご提案します。
保護管は、熱電対や測温抵抗体の素子を物理的、化学的衝撃から保護する目的で使用されます。
非金属保護管は、金属保護管の使用できない高温雰囲気や化学雰囲気で使用されます。
使用場所の条件により、保護管として具備すべき条件を考慮し選定することが大切です。
弊社では最適なものを選定し、ご提案します。
絶縁管は、熱電対や測温抵抗体の素子を高温雰囲気で、電気的に絶縁保護するために使用します。
高温耐熱性に優れ、熱膨張率も小さく安定しています。
弊社では、熱電対や測温抵抗体の仕様により、絶縁管のサイズや材質を選定し、ご提案します。
装置の設計製造、販売からアフターフォローにいたるまでサポートし、トータルソリューションを基本にサービスしています。
また、温度測定のシステム構築においても、ハードウェアからソフトウェアまで用途に応じて組み合わせ、トータル温度測定システムとしてお客様のご要求にお応えいたします。
無線温度計(サーモアローシステム®:Thermo Arrow System®)は、監視用として温度計専門メーカーが作った無線温度計です。
防塵防水構造(保護等級 IP65)に加え、70℃まで使用可能な堅牢でコンパクトな構造になります。
熱電対を直接取り付けることが可能であり、バッテリ-も高寿命設計です。
非接触方式の代表である放射温度計は、赤外線の強度によって温度を測定します。非接触温度計は、温度測定の領域を飛躍的に広げることのできる温度計として注目され、幅広い分野で使われています。
Read More高温となったガス温度の測定は、燃焼プロセス及び燃焼効率を把握するうえで極めて重要なことです。 また、各種プラントが最大燃焼効率で運転されているか、熱バランスはどうか、熱回収は十分になされているかなど、安全かつ省エネルギーという観点から各種プラントの熱管理を行なう為には、正確なガス温度測定が重要です。
Read Moreガラスファイバーにシリコンラバーをコーティングした高耐熱/耐火性を持つ製品です。
高温飛沫からケーブル・ホース・配管を保護し、防水性や耐腐食にも優れ屋外での使用にも高い効果を発揮します。